フォーマルドレスの場合には、アクセサリーやバッグといった小物はどうすればいい?
結婚式で着るフォーマルドレスは決まったけれど、それに合わせるアクセサリーやバッグといった小物はどうすればいいですか?
ドレスが決まったら、次はドレスに合わせる小物はどんな物がいいか迷われると思います。
今回はフォーマルファッションマナーの観点でフォーマルドレスに相応しい、アクセサリーやバックなどの小物についてご説明します。
アクセサリー
フォーマルファッションマナーでは、結婚式にネックレスやイヤリング(ピアス)などアクセサリーをつけていくのが正式です。
結婚式で身に着けるに相応しいジュエリーは真珠(パール)になります。
真珠(パール)は日本の「国の宝石」です。なので、日本では、冠婚葬祭の際には、真珠(パール)のネックレスをします。
襟元にビジューのついたドレスの場合は、ネックレスはしなくて構いませんが、できるだけお顔周りが明るい方が、華やかに見えますので、おススメします。
ネックレスとお揃いのイヤリングも一緒につけると、フォーマル感がぐっと高まります。
リングはつけていただいて構いません。
腕時計は時間を気にすることは、フォーマルマナーに反しますので、基本的にはつけませんが、ドレスウオッチならつけて構いません。
バッグ
フォーマルドレスと同じ反物から作られた、布製のバックが正式ですが、サテンなどの布製や革製のクラッチバッグが基本です。
バッグを肩から下げることはしません。手に持っていただくのが正式です。
デザインはスパンコールやビーズのあしらったものなど、豪華なものでも大丈夫です。
ドレスと色やデザイン、雰囲気を合わせてコーディネートします。
靴
プレーンなハイヒールのパンプスが基本です。
サテン生地や、革であればエナメル加工したものをお選びください。
日本の結婚式では、パーティーと違ってつま先があいたサンダルや、オープントゥはいけません。
実は、日本ではつま先があいた靴は「妻が先立つ」という語呂あわせ、結婚式には相応しくないとする地域があります。
お母様は身内としてご来賓の方々を接待するお立場ですので、客席の間をご挨拶して回られたり、新郎新婦の控室と会場を行ったり来たりすることが多く、意外と歩くことが多くなります。
なので、靴はヒールがあまり高くなく、履きやすいものをご用意いただいたほうが安心です。
新しい靴を買われる場合は、足慣らしのために何度か履いておくといいでしょう。
手袋
フォーマルファッションのマナーでは、本来、素手で何かを持つことはタブーとされています。
そのためバッグを持つ場合は、手袋を着用するのが正式なマナーなのです。
しかし、現在ではそこまで厳密ではなく、手袋の着用をしない場合も多くあります。
また、着用はせずに、バッグとともに添えるだけでもよく、より格調が高くなります。
手袋を着用する場合、本来、白が正式ですが、ドレスに合わせてそれ以外の色物でも可能です。
手袋の長さはドレスの袖の長さに合せて決めます。
長袖の場合は、ショート丈の手袋、半袖や袖なしのドレスの場合は、ひじの下くらいまでのミディアム丈、あるいはひじが隠れるロング丈のものを合わせます。
これでお母様のファッションは完璧です!
慈しみ育ててこられたお子様のご結婚式に、明るく、若々しくて、きれいなお母様として、ぜひエレガントなドレススタイルでご出席ください。
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日本フォーマル協会「GOLDフォーマルスペシャリストライセンス1級」保持。国内・海外のフォーマルファッションマナーに精通し、日本の結婚式で母親として相応しい上品かつ華やかなフォーマルドレスを海外からセレクトし、そのテイストは全国のオシャレなお母さま世代から支持を得ている。M&V for mother 設立時より、チーフドレスコーディネーターとして、今まで3,000人以上のブライダルマザーのお客様へフォーマルドレスのスタイリングを行う。堪能な語学を生かし、海外のドレスメーカーや工場と交渉し、海外の最新スタイルのフォーマルドレスを日本に紹介。