ご両家のバランスを考えたフォーマルドレス選びとは?
「あちらのお母様は、どんな衣装を着られるのかしら?」
お母様のご衣装をどうしようと思ったとき、まず頭をよぎるのが、これですよね。
あちらのお母様とのバランスも考えたほうがいいし、自分だけ目立つ服装になってもイヤだし……。
双方のお母様とも、お相手のことが気になって、お子さんたちを通じ、どんなご衣装になさるのか探り合うといった光景もよくあります。
そうしたことで気を遣ったり、悩んだりしたくないというお母様たちが、ご両家そろってご試着に見えるケースが、最近増えてきました。
今回ご紹介するお客様も、新郎新婦のご両親4名様でご来店!
和気あいあいとした、和やかなご試着会となりました。
ご覧ください、このお二人のお母様の華やかなドレス姿!
「ピンクとベージュ、どっちのほうがいいかしら」
と新婦のお母様がおっしゃると、
「並んだときに、ピンクのほうが華やかでステキじゃないかしら?」
と、新婦のお母様。
「写真を撮るから、ふたりで並んでみて」と、ステキなお母様たちのドレス姿を写真に撮るお父様。
そのお写真を、新郎新婦に送ると、すぐにお子さんたちから返信がきました。
お子さんたちも、それぞれのお母様のドレスにコメントされて、お母様のドレス姿にも関心があるご様子でした。
こんなふうに、親御さん同士が仲良くドレスを選ばれている光景は、ステキですね。
以前見たウエディング雑誌のアンケート調査で、新郎新婦がいちばん安心するのは、「ご両家のご両親が仲良くしてくださること」というのがトップだったことを思い出しました。
ご両家の衣装のバランスは大事
こちらのご両親は、親族が並ばれたときのこともよく考えて、ドレスを選んでいらっしゃいました。
この並ばれたときのご両親の衣装のバランスというのは、実はとても大事です。
特に、親族でお写真を撮るときには、最前列に新郎新婦とご両親が並ばれます。
そのときに、フォーマルな衣装のトーンが合っていないと、やはりチグハグな印象を受けてしまいます。
その点、同じお店でご衣装を決められれば、衣装のトーンも合うし、フォーマルの度合いも同じくらいに揃いますから、大変賢明な選択だと思います。
もちろん、片方のお母様が黒留袖で、もう片方のお母様が洋装というケースも、昨今のご結婚式ではよく見られるようになってきましたから、フォーマルな場のご衣裳として間違っているわけではありません。
ただ、ご衣裳をそろえられたほうがキレイには見えます。
お父様もモーニングをご試着
さて、お母様の次は、お父様。
お父様もご両家ともモーニングコートをご試着なさいました。
モーニングコートは、男性の昼間の正礼装。
やはりモーニングに身を包まれたお父様は格好よく、頼もしいですね。
M&Vでは、ジャケット、ベスト、パンツのサイズを、その方の体形に合わせて選んでいきます。
パンツの裾とジャケットの袖は、お丈の調整をさせていただきます。
新婦のお父様は、バージンロードを歩かれるので、その練習もしていただきました。
実は、バージンロードも歩き方があるんですね。
当日、歩き方についてあれこれ説明されて、面食らってしまうお父様も多いそうです。
お式に参列される皆さんが注目されるシーンですから、お父様としても心の準備が必要ですよね。
ご試着のときに、そうしたウエディングの知識を学んでおかれると、お父様も心の余裕をもってバージンロードを歩くことができると思います。
今回のお客様のように、ご両親でそろってモーニングとドレスをご試着されたら、ぜひお二人だけお写真を撮っておかれると良いと思います。
ご試着のときに、ご夫婦そろってお写真を撮っておくと、お二人がゲストの方たちにどんなふうに見られるのか、ご夫婦で並んだときのバランスはどうか、といったことも確認することができます。
今回は、新郎のご両親のお写真を、新婦のお父様が撮って差し上げていらっしゃいました。
このように、お子さんのご結婚式を親御さんたちも一緒に楽しんでご準備なさるという傾向が、ここ数年で増えてきたと思います。
ぜひ、お相手のご両親にもお声がけいただいて、皆さまでご試着にいらしてください。
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