結婚式でお母様のご衣装〜着てみて初めてわかるドレスの魅力
フォーマルドレスには自分の体形に合うデザインがある
今回、ご来店いただいたお客様は、ロングの巻き髪がとてもお似合いなお母様。
ドレスをお選びになる際、とても気になされていたのが「胸元」でした。
胸元からウエストにかけてがきれいなシルエットになるドレスがご希望で、実際にご試着してみると、デザインは気に入っても、スタイルが体形に合わないというものもありました。
その中で、ピタッとお似合いになられたのが、L−34のドレス。
このドレスは胸元がV字に開くため、胸元にボリュームがない方ですと襟元が浮いてしまいます。
おじぎをしたときにお下着が見えてしまったり、衿が肩から落ちてしまう場合もあります。
こちらのお客様の場合は、胸元とドレスのバランスがとてもよく、襟元も肩にピタリと収まりました。
さらに、お客様いわく、
「バストの下からウエストにかけてのラインが、いつもスッキリしないことが多いのだけれど、このドレスはそのラインがキレイ。ウエストから下も長く見えますね」
「膝のところに入っている切り替えも、ヒップラインをきれいに見せてくれるので、横のラインもいいわね」
そうおっしゃってくださいました。
ドレスは着てみないとわからない
実は、このドレス(L-34)は、ハンガーにかかっている状態ではあまり魅力的に見えないのです。
とても立体的なフォルムなので、ボディが入って初めて、そのデザインの秀逸さに気づくというドレス。
デコルテをきれいに見せるVライン、肩にかかる大きな衿、ウエストのプリーツ、膝のあたりをななめに横切る切り替えのライン……。
どれをとっても、女性特有のボディラインの曲線美が映えるようにデザインされているのです。
このようなデザインのドレスは、デパートなどでもあまり見かけないと思います。M&Vのドレスは、ニューヨークから仕入れていますが、さすがファッションの最先端をゆくニューヨークならではのデザインです。
このドレスに決められたあと、お客様がこうおっしゃいました。
「どうせなら私も楽しみたいなと思って。あまり地味なドレスよりも、少し華やかさがあるものを着たいですよね」
結婚式はお祝いの場であり、おめでたい席です。
日本では結婚式などのフォーマルウエアとして、黒の衣装を選ばれる方が少なくありませんが、海外では黒は喪の色。色のドレスを着るのが普通です。
もちろん、母親の立場をわきまえることは大切ですが、そのうえで最大限におしゃれをしていただき、大切に育てられたお子さまのお式に、お母様として華を添えていただきたいと思います。
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