教会式の結婚式に黒留袖はミスマッチ!?
お母様がご自分の意志で、着たい衣装を選択する時代
式場のウエディングプランナーさんから
「お母様は黒留袖です」
と言われたけれど、フォーマルドレスを着ても大丈夫?
M&Vには、そういうお客様からのお問い合わせも、大変よくいただきます。
おそらく、同じご質問をもたれているお母様も多いことと思います。
今回ご登場いただくお母様も、やはり「お母様は黒留袖です」とプランナーさんから言われたそうです。
でも、こちらのお母様は、そうしたプランナーさんの一言には動じず、しっかりとしたご自分のお考えをお持ちでした。
「以前から、キリスト教式の結婚式に、留袖はミスマッチだと思っていました。プランナーさんには黒留袖を勧められましたけど、私は最初からドレスを着ようと思っていました」
そうキッパリとおっしゃるお姿は、とても魅力的でした。
そのお母様が選ばれたのが、トップのお写真のドレス。L-53です。
ずっとお母様向けのフォーマルドレスを探していたところ、当店のホームページを見つけてくださったそうです。
「M&Vのホームページを見たら、重量感のある本格的なフォーマルドレスを、優雅に着こなしているお母様のお写真がたくさん載っていました。みなさんとてもステキで、私もここでレンタルしようと思ったんですよ」
そう、おっしゃっていただき、私たちスタッフも大変嬉しく思いました。
これからのお母様たちは、従来からの慣習に縛られず、こちらのお客様のように、ご自分の意志で、ご自分が何を着るかを決めていかれる方たちが増えてくるのではないかと思います。
お母様のシューズ選びに必要なことは?
さて、今回ご登場いただいているお母様は、ご試着の際に当日履かれるシューズもお持ちくださいました。
とてもステキなパープルがかったネイビーのお靴です。
上品なキラキラもステキですね。
靴がなかなか足に合わず、すぐ足が痛くなってしまうので、今回はそうした足のトラブルを避けるため、あえてミュールにしたそうです。
お色もシックなブルーにし、普段でも履けるものを選ばれたとおっしゃっていました。
お靴のことも、よくお客様からご質問を受けます。
ご結婚式では、お母様のお立場はご招待客をお招きするホスト側です。
娘や息子のために、時間を割いて集まってくださったお客様たちに、ご挨拶をしたり、おもてなしをなさる立場にいらっしゃるわけですから、どっかりと椅子に腰かけてのんびりとはしていられません。
そうなれば意外と歩くことが多く、歩きやすい靴を履くことは、とても重要なポイントになります。
また、最近のご結婚式では、お母様のお靴もカジュアルダウンされてきていて、普段にも履けるようなデザインを選ぶ方が増えてきました。
さらに、ロングドレスの場合は、足元が隠れて目立たないため、普段履き慣れているパンプスを選ぶお母様も少なくありません。
ヒールも5〜6㎝くらいを履かれる方が多く、歩きやすさを重視されています。
ただ、つま先があいている靴は、日本では「つま(妻)が先立つ」といわれ、タブーとされる慣習がありますので、できればつま先の隠れるデザインのほうがいいでしょう。
とはいえ、外反母趾など身体上の理由で、つま先があいているもののほうが楽だということであれば、新郎新婦やそのご両親にはそのことをお伝えした上で、つま先のあいたお靴を履かれるのもいいと思います。
足が痛くなってしまっては、ご結婚式も楽しめないですよね。
大切に育てられたお子さんの晴れの舞台ですから、足元など気にせずにすむような楽なお靴を選んでいただき、心からお式を楽しんでいただきたいと思います。
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