結婚式母親の洋装に求められる３つの条件「「正礼装・高品質・上品」

結婚式はお母様のお衣裳もトータルでコーディネートを

最近の結婚式は新郎新婦が細かい部分にまでこだわって、衣装からテーブルの花やお式の内容まで、ご自身の想いを込めた披露宴をされるカップルがとても多いですよね。
ご準備は大変そうですが、きっと思い通りのお式が出来、素敵なお写真とともに深く思い出に残ることでしょう。

そうなるとご両親のお衣裳も重要になります。
新郎新婦がせっかくイメージ通りにお式の内容から衣裳まで決めていらっしゃるのに、ご両親の衣裳が今一つだったら残念。
お写真にも残りますから、ここは新郎新婦に合わせてトータルコーディネートしていただきたいですよね。

今まではお母様のご衣裳は黒留袖というのが一般的だったのですが、最近では洋装を選ばれるお母様がだんだんと増えてきました。
たとえば、トップのお写真のようなお母様のお姿でしたら、イマドキのオシャレなハウスウェディングやガーデンウェディング、外資系ホテルでの洗練された会場にもピッタリです。

お母様も正礼装のロングドレスできちんとドレスアップしてほしい

多くのお母様があまり目立ちたくないから、控えめにと仰いますが新郎新婦の隣に立たれたり、花嫁のべールダウンをされたりする時には、地味にされるとかえって貧弱な印象になってしまうことも。
お父様はモーニングを着られることが多いと思いますが、モーニングは男性の昼間の正礼装です。
その隣に立たれるお母様も正礼装で、きちんとドレスアップされたお姿でないとフォーマルのコーディネートとしてはふさわしくありません。

では、お母様の洋装の正礼装というのは、どういったスタイルが正式なのでしょうか。

ひと昔前はお母様の洋装というと、黒のロングスカートにシルバー系などのボレロやジャケットのセットアップが多かったと思います。
でも、実は下の写真のようなスカートとボレロ・ジャケットが違う生地でできているようなスタイルは、正礼装ではなく準礼装なのです。

正礼装としては、トップのお写真のお母様が着られているようなワンピースタイプのロングドレスがもっともふさわしいお衣裳。
セパレートの場合なら、ボレロ・ジャケットとスカートが同じ共布の生地でないといけません。

こうしたフォーマルコーディネートの知識を知った上で、お母様のドレスを選ばれることが大切だと思います。

お母様世代だからこそ上質な素材で上品に見えるロングドレスを

花嫁はウエディングドレスを決めるのに、何店舗もお店を見て回って、たくさんの試着をして、納得のいく一着を選ばれることでしょう。
ウエディングドレスを妥協する花嫁はあまりいませんよね。

お母様のお衣裳も同じです。
さすがに何店舗も回るというお時間はないとしても、やはり多くのゲストの方の目に触れるわけですから、どんなものでもいいというわけにはいかないでしょう。
そこで重要になってくるのが、ドレスの素材。

たとえば、お写真のお母様が着られているレンタルドレスL-11 ネイビーは、ご覧の通り、きれいなマーメイドラインが売りのドレスです。

このマーメイドラインをきれいに出すには、張りのある上質のタフタ素材でないとなりません。
ペラペラな生地では、この優雅なマーメイドラインを保つことができないのです。
ネイビーという控えめなお色で、しかもキラキラした装飾などがないシンプルなドレスゆえに、生地の質感こそが肝。
上質で光沢感があり張りのあるタフタ素材だからこそ、このように身に纏うだけでお母様の個性を引き出し、フォーマル感のある素敵なスタイルになるのです。

当店には今、世界的に流行しているレース素材のドレスも数多くありますが、このレースも実はとても難しい素材です。
レースは一歩間違えると安っぽく見えてしまうこともあります。
でも、高級なレースはそれこそ手が込んでいて、身につけるまでもなくその質感の良さは一目瞭然！
レースは本当にごまかしがきかないのです。

たとえば、当店でも人気のレンタルドレスL-53 ネイビーに使われているレースも、大変手の込んだものです。

細かいレース素材の上にレースのパッチワークをほどこし、さらにその縁をループで立体的に囲み、ビジューを縫い付けてあります。

当店のドレスはそうしたお母様世代が上品に着こなしていただけるよう、質感にはとても気を使っており、こだわりがあります。
実際にご試着していただけると、それがよくわかると思います。

場にふさわしい、そしてオシャレなロングドレスでお子様のご結婚式に参列されることは、お子様たちにとってもご両親にとっても、一生の思い出になると思います。
そして、そのお姿はゲストの方たちの心にも残ることでしょう。