親族だけのお式で洋装なら何を着る？ドレス選びで外してはいけないポイント4選

昨今の結婚式は場所も形式も多様になり、どのような服装で出席すべきかと悩まれる方が多いようです。
「お相手のお母様がフォーマルドレスを着るそうなんですが、こちらはどのような服装でいけばよいでしょうか」とか、「洋装で”正装”とは、どの程度のドレスを着用するべきでしょうか」など、マナーやしきたりに関するご質問も多く頂きます。

中でもやはりレンタルドレスに関するご質問が多いのですが、お母様が洋装を選ぶポイントを４つ、お伝えしたいと思います。

式場とお式の規模

式場が格式のあるホテルや式場の場合や、目上の主賓をお招きしたり、ご招待客が多い規模の大きなお式の場合は、やはり黒留袖に匹敵する正礼装をお召しになるのが良いでしょう。
黒留袖に匹敵する正礼装というのは、ロングドレスもしくは光沢のある高級素材でできている上下共布のスーツです。

ロングワンピースやロングスカートにジャケットを羽織るスタイルは、ロングワンピースやロングスカートとジャケットが同じ共布でないと、黒留袖に匹敵する「正礼装」にはなりません。
ジャケットとロングワンピース、ロングスカートが別のメーカー、あるいはまったく素材の違うものだと「準礼装」に当たります。
たとえば、シルバーのジャケットに黒のロングスカートで素材が違うような場合は、準礼装となるわけです。
もちろんお身内だけのご結婚式やあまり派手にしたくない場合などは、準礼装でも構いません。

お相手のお母様とのバランス

お相手のお母様が黒留袖の場合は、正礼装のロングドレスがふさわしい洋装となります。
先にも記したように上下共布のスーツでも正礼装ですが、黒留袖に比べて脚の見えるスーツは、少しカジュアルなイメージとなり、お相手のお母様とのバランスがよくありません。
特に日本の場合は、古くから女性は脚を隠すことが奥ゆかしいという文化ですから、お相手が黒留袖なら同様にロングスカートで脚を隠されたほうがよいでしょう。

また、冒頭のご質問にあるように、どちらのお母様も洋装になさる場合は、ロングにするかスーツのようなショート丈にするかをご相談して、お二人とも丈を揃えたほうが洋装の格が合います。

花嫁とのバランス

白系のお色のご衣裳についてですが、白は花嫁さんの色ですので、昼夜ともに、お母様が着られるフォーマルドレスのお色としては避けた方が無難でしょう。

シルバーやベージュはお召しいただけるお色味です。
M＆Vでもシルバーやベージュのドレスは春夏には爽やかに見えるため、とても人気です。

ただ、一口にシルバーやベージュと言ってもいろいろあります。
あまり白っぽく見えるような色味であれば、花嫁さんとご相談してお決めいただくことをお勧めいたします。

また、最近では花嫁さんのウエディングドレスやカラードレスの色と合わせるお母様もいらっしゃいます。
お写真で新郎新婦と並ばれたときの、衣装のカラーバランスを考える方も多くなりました。

こちらのお写真のお母様も、お嬢様のブルーのリボンと同じロイヤルブルーのドレスを選ばれました。
ウエディングドレスとのカラーコーディネートがとてもセンスよく、良きお手本となるようなステキな色合わせですよね。

お父様のご衣裳とのバランス

お母様の洋装は、お父様が何を着られるかによっても違ってきます。
フォーマルのドレスコードでは、お父様との衣装の格を合わせることがとても大切になってきます。

お父様がモーニングやタキシードを着られる場合は、モーニングやタキシードは男性の正礼装に当たりますから、お母様も同じ正礼装で臨まれるのが正式なフォーマルのルールです。
お父様がモーニングやタキシードではなく、ブラックスーツなどでカジュアルダウンされる場合は、お母様のご衣装もスーツや膝丈のワンピース、あるいは上下別素材の準礼装でも構いません。
これら４点のポイントを踏まえて選べば、結婚式のご両親の洋装としては間違いないでしょう。

サイズや色、デザインを豊富に取り揃えておえりますので、一度当店のフォーマルドレスをご覧いただければと思います。

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