知ってて良かった!花嫁の父、美しいバージンロードの歩き方とエスコートの仕方
当店では新郎新婦のお母様のお衣裳だけでなく、お父様のためのモーニングやタキシードも取り扱っております。
今回は新婦のお父様向けに、美しいバージンロードの歩き方をご紹介しようと思います。
是非ご参考になさって下さいね。
花嫁の人生を表すバージンロード
「バージンロード」という言い方は実は和製英語で、「ウェディングロード」と言うのが英語圏での正しい言い方だそうです。
入場する時には「神の前で二人が出会うための道」を表し、退場の時は「新しい人生の第一歩を踏み出す道」を表していると言われています。
新婦の父が慈しみ育ててきた娘を神の前で出会わせ、二人の第一歩を見送るという意味があるそうです。
扉が開き、お父様と腕を組んで歩きだす瞬間は、「誕生・人生の始まり」を意味し、バージンロードは生まれてから大人になるまでの「過去」を表す道だそう。
つまりバージンロードは花嫁の人生そのものを表していて、大きく成長するまでの思い出を振り返りながらゆっくりと一歩ずつ花婿のもとへと歩くのです。
バージンロードの歩き方を知らなくてパニックに!
このバージンロードにも、実は歩き方のルールがあります。
その歩き方を挙式当日の式が始まる前に練習するのが普通ですが、なにせ式直前になっての練習ですから、それはとても緊張します。
特にお父様はそんな直前にいろいろ言われても困惑するばかりで、結局ルール通りの歩き方ができなかったということもよくあるそう。
その気持ちもわかりますよね。
本番ぶっつけはやっぱり緊張するものです。
そこで当店はモーニングのご試着の際に、お父様に歩き方をお教えして、ショールームの中でちょっと練習していただきます。
この予行練習をちょっとしておくだけで全然違います。
当日パニックにならずに、余裕たっぷりに格好よく花嫁をエスコートできるようになるでしょう。
そこで今回は、バージンロードの歩き方について書いてみます。
美しいバージンロードの歩き方
①新婦のお嬢様の半歩前に並んで立ちます
この時にお父様はお嬢様の半歩前に立ちます。花嫁のウエディングドレスは裾が大きく広がったタイプがほとんどですので、お父様と花嫁が真横に並んでしまうと、お父様がウエディングドレスの裾を踏んでしまうことがあるのです。それを避けるために、お父様が半歩前に出てドレスの裾を踏まないように気を付けます。
②新婦がお父様の腕に手を添えます
お父様は新婦側の腕を軽く曲げて、その腕に花嫁であるお嬢様が手をかけます。
この時、腕を組み過ぎないのがポイント。軽く添える感じがとても上品で素敵です。
③まず一歩だけ踏み出す
バージンロードの最初の一歩はご新婦様の誕生を意味します。この最初の一歩をお嬢様と息を合わせて踏み出します。この時、踏み出す足を右足にするか左足にするか、練習のときに決めておきましょう。通常は右足からの場合が多いそうです。
一歩だけ踏み出したら、足を揃えて態勢を整えます。
④一礼する
二人揃って一礼します。この一礼には「私はお父さん、お母さんの子供としてこの世に生まれてきました。はじめまして」という意味があるそうです。
⑤一歩一歩ゆっくりと歩く
まず、右足を一歩出して左足を揃えます。次に左足を出して右足を揃えます。一歩ずつ踏み出しては揃えるというのが、バージンロードの歩き方のルール。
この歩き方は、単にドレスの裾を踏まないためにゆっくり歩くというだけではなく、よちよち歩きの赤ちゃんを表現しているそうです。
このとき、どうしても足元が気になって下を向いてしまいがちですが、真っすぐ胸を張って前を見て、姿勢良くゆっくりと歩く事が重要です。
たいてい音楽が鳴り始めますので、音楽のリズムに合わせて、花嫁とお父様とで呼吸を合わせて、一歩一歩バージンロードを歩きましょう。
結婚式には一つ一つ儀式やアイテムに大切な意味が込められています。
その意味をかみしめながら行われると、より思い出深いお式になるのではないでしょうか。
挙式前にお父様とお嬢様でバージンロードを歩かれる練習をされるのもまた、思い出に残る大切なお時間になると思います。
お嫁に出す日までのお嬢様とのコミュニケーションの一つとして、お母様に姿勢やエスコートの仕方などをチェックしていただきながら、家族団らんのひとときを過ごされてください。
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