ブライダルマザーのためのドレス選び講座〜披露宴会場にマッチするドレスを選ぼう〜
国内、外資系一流ホテル(例:帝国ホテル・パレスホテル・グランドハイアットなど)
そのホテルにふさわしい格式が求められます。黒留袖に匹敵する上質な高級感のある洋装で、露出は控えめにしますが、あまり地味すぎたりカジュアルすぎるのも、かえってマイナスです。上品で優美さを感じられる装いが必要です。
・L-11, L-75(グランドハイアット)、L-73、L-15(パレスホテル)、L-91(オークラ)、L-34(帝国ホテル)
専門式場(例:八芳園・目黒雅叙園)・ハウスウエディング
専門式場やハウスウエディングでの結婚式は、1日の披露宴の組数が限定されている場合もあり、場合によっては一流ホテルと同等、それ以上の費用が掛かっている場合があります。なので、格式としては一流ホテルと同等となる場合もあります。ご衣裳もそれにふさわしい正礼装のフォーマルドレスをおススメします。
L-54(八芳園)、L-65(セントグレース)、L-64、L-53(アニヴェルセル)
レストランやカフェ
レストランウエディングでも、着席フルコースから2次会的なバイキング形式まで様々です。着席フルコースのレストランウエディングの場合は、専門式場・ハウスウエディングと同等のご衣裳が相応しいでしょう。一般的に会費制のウエディングの場合、形式はカジュアルと判断してよろしいと思います。その場合は、お母様のファッションの幅も広がり、色の明るいドレスやデザイン性の高いドレスなど、お好きなご衣裳をお選び頂いて構いません。ただお母さまとして、胸元があきすぎたり、丈が短すぎるのはセクシーになってしまうので、避けるのが無難ですが、半袖やフレンチスリーブでも大丈夫です。
L-90、L-65(マノワールディノ)
リゾートウエディング
海外ですとハワイやバリ、国内ですと沖縄、軽井沢、伊豆高原、北海道といった、リゾート地でのウエディングも大変人気です。その場合、参列者は家族や親せきなど内輪だけという場合も多いかと思います。内輪だけなので、ドレスアップをためらうお母様もいらっしゃるようですが、結婚式は神聖なもの。その場に相応しい服装をする事が大人としてのファッションマナーです。また、結婚式でのお写真は一生残ります。「せっかくなら、ちゃんとした服装にすればよかった」と後悔しないために、M&V for mother ではドレスアップをおススメしております。
L-64,L-53(ブレストンコート、水の教会)、L-72,L-63(逗子)
ご家族だけで・フォトウェディング
結婚式の場合、相手のご両親が何を着られるかということも考える必要があります。相手のお母様が黒留袖と正礼装なのに、こちらのお母様がジャケットに黒いワンピースや、色の違うボレロを羽織ったロングドレスなどの準礼装の装いですと、ご両家のご衣裳の格が合いません。黒留袖は和装の正礼装ですから、それとバランスの合う洋装は、正礼装のフォーマルドレスとなります。お昼間の結婚式の場合は、膝丈でもファッションマナー違反ではありませんが、膝丈のフォーマルドレスですと、両家が揃ったとき、あるいはお写真を撮られる際に並ばれたときに、バランスが悪く見えてしまうので、くるぶしが隠れるロング丈のフォーマルドレスを推奨しております。
また、お父様同士の服装も「格」を合わせることが必要です。相手のお父様が正礼装のモーニングコートを着られているのに、こちらのお父様が準礼装のディレクターズスーツ、あるいはブラックスーツですと、これもやはり格式が違いますから、バランスが悪く見えてしまいます。